お風呂のリフォームの時期は、15年から20年くらいが目安です。築15年を超えると、カビや汚れが目立ち始め、新しいお風呂にしたいと思われる方も増えてくるようです。実際、このタイミングを逃すと、費用が増すばかりでなく、その後の維持費用もかさんでいきます。お風呂のリフォーム時期を知らせる合図はいろいろとあります。
隣の洗面所の床が柔らかくなってきた感じがする、浴室の壁や床、浴槽にひび割れ、さびが出ている、浴室内のカビがひどくなってきた、排水口の掃除をしても排水が流れにくくなった、臭う、温度調節がスムーズにいかなくなったなどです。腐食が進む前にリフォームすれば、無駄な費用がかからなくて済みます。節約エコな設備機器の登場により、水道光熱費がずいぶん節約できるようになっています。掃除などの家事にかかる時間と、費用なども節約できるようになります。
最近では、温度差によるヒートショックが原因で、家庭内事故の死亡者数が急激に増えてきています。古い浴室は断熱性が低く、暖房施設も整っていないため、冬場とても寒く、ヒートショックを起こしやすい状態にあります。特に高齢の方が見えるご家庭は注意した方がいいです。最近のお風呂のリフォームでは、浴室の広さに合わせてピッタリサイズでオーダーできますので、見えないところの空きスペースも有効に使い、浴室が予想外に広くなることもあるのです。
風呂場全体の温度以外にも、浴槽のお湯も冷めにくくなっているようです。